「ちょっと不思議な町だから、きっと気に入るわよ」母にそう言われて連れてこられた、引越し先の下町。<br />拗ねた気持ちで近くを探検していた結(ゆい)は、’特別な和菓子、承ります’と看板のある和菓子屋をみつける。<br />そこにいたのは、口の悪い男・シロと、軟派な男・クロの店員ふたり。<br />クロの不思議な目を見つめていると、その男が「キツネ」になって…!?