嘘つきなこの唇にキスをして(単話)
私は大好きな彼に、大きな嘘をついている。
そんな偽りの私を彼は真剣に愛してくれる―…。
触れられる指も、舌も、唇も全て優しくて、罪悪感と幸福の狭間で今日も平然と嘘をつく―…。
親も間違えるほどそっくりな双子の姉妹、私(彩音)と和音。
少し過保護だけど、イケメンで優しい彼氏の基樹君は、和音の学生時代の後輩で、再会した時に和音と間違えて告白されたことが付き合ったきっかけだった。
彼が好きなのは「和音」であり「私」ではない。
わかっている、自分が何をしているのかも。
でも本当のことを言ってしまうと、私は基樹君と一緒にいれない。
そんなある日、デート中の私たちの目の前に和音が現れて―…!? 【リア×ロマ】
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