ぼくがオチるのは時間の問題(単話)
「秘密」なんてものを持つと、ほんとろくなことにならない――社内で先輩の加々美さんは物腰も柔らかでフェミニストだからか「理想的貴公子」なんて呼ばれている。
そんな王子様系・加々美さんとなぜかワイルド系としてよく女子の間で比較されてしまう私(女なのに…)。
ある日の休日、書店で加々美さんを見かけて声を掛けたら、女子に受けそうなモテ・テクニック的な本を読み込んでいた!?まさかあの王子様キャラはマニュアル本で作られていたなんて!そんな秘密をうっかり知ってしまい加々美さんに「ぼくときみとの秘密にしてくれるかな 子猫ちゃん?」とせまられて…!?【恋するソワレ】 この作品は「恋するソワレ」2018年Vol.6に収録されています。
更新中です。しばらくお待ちください。