襲ってくれと言ってるようなもんだ 16
「安心して気持ちよくなってくださいね――」いつも優しいハズの彼に鋭い視線で見つめられて優しくむさぼられるカラダ。
とろけそうな愛撫。
触れられた唇、胸、太ももが熱を持って頭までふやけそうで腰が思わずビクビクしちゃって恥ずかしいのに思わず声が漏れちゃう――…残業。
深夜の在宅勤務。
華やかなはずのファッション雑誌業界で働く編集者・史(ふみ)は日々の激務で心身共にボロボロだった。
そんな史の癒しはかかりつけの薬局のさわやかイケメン薬剤師・岡田さん。
残業明けの朝も激務後の夜も気に掛けて史の身体をメンテナンスしてくれる。
でも、きっと薬局の常連だからってだけの親切――。
そう思っていたのに。
合コン終わりに酔っぱらって薬局に寄ると普段優しい岡田さんの様子が変で薬局の控室に強引に連れ込まれてしまい……【桃色日記】
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