俺のやさしくない先輩(単話)
「ああ〜ッ! 先輩の声、録音しちゃったよぉぉ〜!」心は繊細なのに、顔面凶器なリーマン・八ツ橋は、職場でも浮いた存在だ。
そんな八ツ橋を気にかけてくれるのは優しい夏目先輩だけで、だからこそ絶対に言えない――先輩の声で、あらぬ妄想をしてるだなんて…! 何を隠そう、八ツ橋は生粋の男声フェチ。
三度の飯よりシチュエーションボイスなのだ。
八ツ橋にとって先輩の甘い声はあまりに魅力的で、事故で録音した先輩の声を聴いていたら、ついに身体に異変が…!?【フィカス】
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