ヨソジの春(単話)
「好きですよ、坂上さんのこと」無趣味で無特技、気付けば事務方一筋18年の坂上つぼみは、40歳の誕生日前日に急遽会社の展示会に駆り出される。
不慣れな仕事で戸惑うつぼみを助けてくれたのは、12歳年下の営業部のホープ、中嶌航平だった。
残業で深夜帰宅、帰路で誕生日を迎えたつぼみ。
自らの将来に不安を感じ、涙を一筋流すところに駆け込んできた航平は、つぼみに「好きです」と告げる――…。
誰にも選ばれずおひとり様を貫いてきたつぼみに四十路で初めて訪れた、遅すぎる春の行方は!?【恋するソワレ+】
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