戦前の日本。<br />まだ貧しい時代、着の身着のまま旅をする一人の僧の姿があった。<br />彼の名は、種田 山頭火。<br />かの有名な俳人であるが、その旅は困難な道のりだった。<br />家族を捨て、温もりを手放し、人々の冷たい視線や自然の厳しさを一身に受けながら、山頭火はただただ歩き続ける。<br />伝説の俳人、山頭火の旅と句を追った名作がついに電子化!旅の先に、山頭火が見るものとは?