青春が花火のようなものならば、明美。<br />お前の青春もやはり花火だ。<br />昭和35年に生まれた周平。<br />3日違いで生まれた明美とおれは、いつも一緒。<br />小学校、中学校。<br />そして、高校もそんな日々が続くと信じていた――。<br />志摩ようこが送る切ない青春ストーリー。<br />初の電子化。<br />『リリアーナの黒髪』より単話収録。<br />