東日本新人王決勝戦、第3ラウンド。<br />試合開始からから全力で打ち合ってきたひろしと時雄は、リング中央で額を密着させたまま動かなくなる。<br />だが、その時ふたりは、彼精神世界の中で対峙していた。<br />肉体の限界を超えて闘いあう二人の決着は…