「夕焼け番長」（原作:梶原一騎）、「サイクル野郎」の荘司としお先生が贈るサスペンス漫画。
実際に国鉄（現在のJR）が1980?1990年に行っていた企画「いい旅チャレンジ20，000km」のタイアップ漫画。
「いい旅チャレンジ20，000km」は、全国鉄の路線242線区を走破しようとするもので、10線区、20線区などの節目には認定証や副賞がもらえた。
第2巻「山陰と男の涙」チャレンジ20，000kmを始めた中学3年生・速見真吾と、学友・角野 学は、偶然、ホテル王のお嬢様で同学年の小暮エミと知り合う。
エミに「本当の母親が別にいるので、その実母捜しを手伝って欲しい」と言われ、3人でヒントを求めて山陰地方へと鉄道を使って向かうのだった。
（原書:1981年12/1刊行）