スペシャル・メニュー
恐怖、嫉妬、怨念…など、人間の負の感情を取り上げたまつざきあけみの代表作「華麗なる恐怖」シリーズ新装第2巻。
1980年代、5年にわたって「月刊ハロウィン」に掲載されていた「華麗なる恐怖」シリーズを再編集して贈る新装版。
人気作家・覚馬 詮(あきら)は、美女・兼田美羽留(みはる)と婚約し、公私ともに絶好調だった。
そして、都内の最高峰フレンチレストランで食事を取っていた時、知り合った天才科学者・海堂の言ったセリフが気になって仕方なくなってしまう。
そのセリフとは「どんな肉料理も『あの肉』の旨さには足元にもおよばない」。
それを聞いてから覚馬は、その肉をどうしても食べたくなり、海堂の私邸を訪れることになる。
果たして、その禁断の肉は、何の肉なのか? そして、その後の覚馬の運命は…!?表題作「スペシャル・メニュー」を含む全7作品を収録。
<目次>・スペシャル・メニュー・負の結晶・青龍沼異聞・迷宮城・隠ヶ島(おぬがしま)・花嫁のためいき・笑う道化師初出:月刊ハロウィン(朝日ソノラマ)1987年1月号〜10月号
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