いつもの朝いくつもの夜
都市生活を送る20代女子の恋愛模様を情感たっぷりに描くラブストーリー、ついにフィナーレ!同棲している双葉奈津子と秋津大吾のまわりで事件が勃発! 大吾の高校時代の同級生でモデルの早乙女茉利子のパトロンでもある中堅半導体会社の社長・工藤春樹が失踪した。
というのも、大吾が書いた不正を暴く記事が出たからだ。
姿を隠した工藤はどう動く? そして、工藤を裏切った茉利子は、生きているのか? それぞれの思いが交錯する恋愛劇。
ついに終幕!が気になり、むりやり自分の車に同乗するように誘う。
そして、ルポライターである大吾が探っているネタ・半導体会社の社長・工藤春樹に関する秘密を教えるのだった。
偶然、二人で同乗しているところを見てしまった奈津子は、不安に駆られる。
次第に交錯していく想い。
そして、茉利子のパトロンでもある工藤春樹がついに動き出す。
果たして、二人の幸せな同棲生活はどうなる? そして、茉利子の運命は?和服と横浜が主題の珠玉の短編「眠れる森をたずねて」も併録。
<目次>●第4巻第13話「わたしたちの凍えた時間(とき)」最終回「わたしたちの明日」読切「眠れる森をたずねて」初出:mimiDX(講談社)1985年6月号、1986年8〜9月号
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