つのだじろう傑作選 女たちの詩 造花の枯れる時
柿本文枝は自分のコンプレックスを解消するために二重瞼の整形手術を決心する。
それが彼女の不幸な人生の始まりだった。
地味でモテない毎日が男を振り返らせるほどの華やかな日々に一変するが、それも長くは続かず、彼女の美へ欲望は止まることはなかった。
整形を繰り返す文枝の未来はどうなるのか?興味本位のストーリーで終わらせず、医学的な説明を交えながら女性の美へのあくなき欲望を見事に描いた表題の「造花の枯れる時」を始め、恋の街を彷徨う(さまよう)女たちをつのだじろうが描く。
オカルト漫画だけではない著者の一面が楽しめる傑作選の第三弾。
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