サイズ23cmのきみ
12月25日のクリスマスの朝、新庄裕(しんじょうたすく)は雪の積もった屋根の上に置かれたプレゼントを見つける。
屋根に残された足跡のサイズは23cm。
そして物語はここから始まる――。
美久仁と亜沙子は二人揃って新庄のファンだった。
最初に新庄を見つけたのは亜沙子だった。
だけども亜沙子は東京に引っ越してしまってもういない。
クリスマス・イブ、亜沙子との別れの夜、美久仁は亜沙子を連れて、亜沙子が新庄に渡せずにいたプレゼントを渡しに行くのだが…。
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