中原太一は長野から東京に出ている浪人生。<br />予備校帰りに駅で見かけた女子大生が気になり、電車で隣に乗ってしまう。<br />ふとその女性が文庫本を閉じると、後ろ手に太一のズボンのチャックを下ろし、そこへ読んでいた文庫本をつっこむという間違いをしてしまう。<br />散々な目に会った太一はアパートに帰ると、配達屋から隣の部屋の荷物を預かる事に。<br />深夜その荷物を取りに来た隣の部屋の住人は、昼間出会った文庫の女だった…