いつか天国に逝きたくて、毎日神様に祈っていた幼少時代。<br />ジョンは村の裕福な名家に生まれ、幸せな日々を過ごしていた。<br />しかし、父が融資を断った村の青年ジェイドが自殺。<br />女に騙されての自殺だったのだが、ジェイドの父は真実を知らず、逆恨みからジョンの背中に一生消えない醜い火傷と傷を負わせてしまった。<br />天国への羽根はもぎ取られてしまった。<br />友人たちは気味悪がって離れて行き、ジョンは引き篭もりがちになってしまい…。<br />表題の連作他、短編2本収録。<br />