17歳で亡き父の後を継ぎ、倒産寸前の大門コンツェルンを、2年半で日本指折りの大企業にまで育て上げた若き総帥・大門 遼。<br />グループの存続のためにひたすら邁進してきた遼に、ついに恋の予感が訪れた。<br />相手は互いの脇見で衝突事故を起こしてしまった女。<br />彼女は遼の弁償の申し出も断り、その場を去って行ってしまう。<br />それから遼は彼女の事で頭が一杯になり、仕事もおぼつかなくなってしまった。<br />しかし彼女は…父を死に追いやった憎き男の娘だった。<br />