岩楯康平は優秀な兄とは違い、毎日喧嘩に明け暮れていた。<br />父親が元宮様である桜山沙世子を花嫁に迎えようとするが、康平は興味がなさそうにしていた……。<br />そんな中、沙世子は自力で生きていこうとアルバイトをしながら二年前に会った康平に想いをはせる。<br />