カナダの春、ロッキー山脈に囲まれたルイーズ湖畔のホテルに、一人の女がやって来た。<br />足が不自由で松葉杖を突き、世をすねた様子で誰にも心を開かない。<br />彼女こそは、やがては世界のトップスターになるだろうと目されていた、若手女優のジョアンナだった。<br />彼女はホテルの青年ブライアンや従業員たち、森の動物たちとの交流を経て、やがて生き生きと演じていた頃の純粋な心を取り戻してゆく。<br />