草野洋は証券会社を落ちこぼれ、自殺しようとしていたところをホステスのあざみに助けられる。<br />洋を青二才とのたまうあざみ。<br />玉の輿を狙う彼女は議員先生にべったりだが、はたして――かわいくない女。<br />いじっぱりな女。<br />そんな彼女等の生きづらい日常を描く、ホロ苦系の短編集。<br />