司法機関の奥に、直接刑を執行する機関がある。<br />暗殺――それがファッションデザイナー・宮 桜子(偽名)に与えられた任務だった。<br />中学2年の時に母が死刑判決を受け、彼女の人生は狂いだす。<br />凄まじい少女期を一人で生き抜き、彼女は過去を捨てて「宮 桜子」となった。<br />だが、そんな彼女を再び後ろ暗い世界に引き戻したのは、「法」の側の人間だった。<br />母の命と自らの過去を人質に取られた彼女は、女の体と羅漢拳を武器に、法の暗殺者としての道を歩み始めた…!