七月はKierkegaard(キルケゴール)
図書館司書の公子、詩人の輝夜子、女子大生の新という今道三姉妹。
突然やってきた下宿人は、早苗という名の男だった。
男の下宿人に戸惑う姉妹であったが、新は早苗の不思議な魅力に、次第にひかれていく。
だが公子だけは、早苗に対してよそよそしい態度をとっていた。
そして新は公子の部屋で、様々な「自殺の方法」を書きつづったノートを発見してしまう。
どうして……!? 早苗の登場で三姉妹の絆と止まっていた時間が動き出す……。
表題作の他、「Mobile」も収録。
大人の女性のためのハートフル・ラブ・ストーリー!!
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