異形はびこる江戸の街。<br />妖怪退治の大島寛治(おおしまかんじ)を訪ねたのは田舎から出てきた花野子(かのこ)。<br />村に出た妖怪を退治してほしいという依頼をあきらめさせるため、報酬が花野子の身体ならと告げる。<br />これで引くだろうと踏んだ寛治の言葉を、花野子は受け入れる。<br />花野子が自分の身体を差し出してでも寛治に妖怪退治を依頼したいのには理由があり…。<br />江戸時代の町並みを舞台に心を閉ざした妖怪退治の寛治と花野子が織りなす和風ラブファンタジー!