血の掟に従って力丸を倒すべく、番格の車が力丸を呼び出した。<br />また力丸は、涼子を救い出すために、20万の金を用意した。<br />「青春どまんなかのオレたちだけなんだぜ!でかい太陽の下を上を向いて走れるやつらは!!」力丸の説得により学園に戻る決心をした涼子だったが、父親の競馬の借金が膨らみ、簡単に夜の世界を抜け出すことは出来そうもなかった――。<br />青春の真っただ中を鮮烈に生きる力丸菊の物語が、遂にクライマックスを迎える!!