きよちゃんは風になった
『空への手紙』『きりんが丘のココロ屋』など、丹念な人物描写で人と人との心の交流を描く福田素子の心を動かす感動コミック。
26歳の紀代子は、23歳の立川と結婚した。
周りに気を遣うことの多かった紀代子にとって、立川は、会ってすぐのときからずっと前から側にいた人みたいに感じ、単純で嘘がつけない人柄に惹かれていった。
2度の流産の末、3人の子どもを授かる。
紀代子は愛する夫と3人の子どもと幸せな日々を過ごしていたのだが、ある日、乳がんであることが分かり……。
表題作『きよちゃんは風になった』のほか、『翼の行方』を収録。
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