1970年半ばから80年代にかけて突如現れ、アッという間にポルノ劇画界を席巻し、その後消えた山村真介。<br />彼の描く女性は、母ごとく優しく強く、読む人に訴えかける。<br />まるで真介の妻、節子のように。<br />その節子に初めて会った文芸誌の新人賞を受賞した里見は、1年後に彼女と肉体関係をもってしまい…。<br />(ポルノ劇画家 山村真介)/ ほか、意趣返し・獣愛・愛奴・あいびき・こころ・親子将棋・淫らな娘・堕ちる・日の興奮 など、異色エロス作品、全10編を収録。<br />