戦後の昭和22年頃から約10年を東京の下町、葛飾で少年時代を過ごした作者。<br />殺気立つ喧騒の中で生きることに精いっぱいで、いつも空腹状態だった少年たち。<br />特攻帰り、極道、愚連隊、不良グループが幅を利かせていた時代を生きてきた作者が、自分の体験をコミックと文章でつづった必読の一冊。<br />文学の世界に魅せられたキッカケも収録。<br />