恋、泡沫、思ヒソメシカ(単話)
【あの笑顔が見られなくなるのは…少し残念だな】久しぶりの休みに昔なじみの店で寛いでいた九重は、元セフレ・藤と再会する。
やり目で迫ってくる藤を軽くあしらい店を出たものの、信号待ちしている間に追いかけてきた。
公衆の面前でしつこくホテルに誘ってくるデリカシーのなさに嘆息しながら、追いすがる手を振りほどこうとしたとき隣の人にぶつかってしまう。
慌てて謝罪するが、驚いた表情でそこに立っていたのはレアな笑顔がちょっと気になる男、樫だった。
不器用リーマン×世話好きカフェ店主のじれ恋。
『君、シヲレルコト勿レ』スピンオフ第2巻!
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