おまえが大きくなったら必ずむかえにいくぞ――夏乃ふぶきは幼い頃、銀色の鬼が人をさらって殺して食べる姿を見てしまう。<br />鬼の影に怯えながら17歳に育ったふぶきは、担任である島影十年(しまかげとね)に淡い恋心を抱き、長年の苦しみを島影先生に相談してしまう。<br />すると…!? 一面の薔薇、甘いお菓子の家…千年の孤独と過去を抱える鬼と、少女と猫の不思議な絆を描く、禁断の恋愛ファンタジー!その後のお話へと繋がります。<br />