「何されてもいいよ…あんたは私の命を救ってくれたんだから」高校生の時いじめで自殺しようとしていた私を止めてくれた、野球部エースの王子様。<br />どうせ死ぬつもりだったし…と彼に学校の屋上で処女を捧げ、数年が経ち──私は医者になった。<br />彼より素敵な男性に出逢えず、相変わらず地味に干からびていた私の元に急患で運ばれたイケメンホームレス。<br />落ちぶれてしまった彼は、あの『王子様』だった──