亜米利加へ共に逃亡しようとした瞬間、目の前で楓が消えてしまった源吾…あれから四年が経過、時は元治元年(一八六四年)。<br />幕府の権威はさらに落ち、尊皇攘夷の志士たちが闊歩して世の中の先行きは混沌としていた。<br />源吾は楓を失ったショックから自暴自棄となっていたが、楓を京都で見たという噂を聞き、京へ旅立つのだが…果たして彼を待つものは!?時代を超えた愛の物語のラストシーンを見届けよ!