薄花少女
見た目はかわいらしいおんなの子のハッカ。
しかし、中身は御年数えで八十歳の‘ハッカばあや’。
ひとり暮らしのぼっちゃまのお世話をするため、不思議な薬で体だけ少女になりました。
少女(ばあや)と青年(ぼっちゃま)、ふたりの年の差の同居生活は、のんびりと時を重ねます。
お正月に年賀状。
ヤキモチをやかないで…「はじまりの日に」節分の豆まきで心の鬼を払いましょう…「おにはそと」ホワイトデーには、ぼっちゃまからのお返しを…「プレゼント」間違って梅酒を飲んだら酔っ払い?…「梅雨酔い」ぼっちゃまのお世話はハッカにお任せください…「いつもどおり」夏と花火と夜の夢。
夏風邪は遠い日の思い出と…「夏宿」お正月から真夏の夜まで、全6編を収録。
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