夜叉の瞳
▼第1話/舎利姫▼第2?3話/夜叉の瞳[前・後編]▼第4?5話/最後の顔[前・後編]●主な登場人物/湧太(元は漁師。
人魚の肉を食べ、500年間不老不死のまま生き続けている)、真魚(まな。
人魚の里で育てられた少女。
いけにえにされる所を湧太に救われ一緒に旅をする。
気が強い)●あらすじ/湧太が人魚の肉を口にしてから120年。
元の体に戻るため、人魚を探す旅を続けていた湧太は、人魚の肉を売りにする見世物興行の親娘に出会う。
その人魚は偽物だったが、人魚の肉を食べたという娘・なつめは、湧太と同様に傷がすぐに治ってしまう体を持っていた…(第1話)。
●本編の特徴/表題作「夜叉の瞳」では、湧太が昔雇われていた屋敷に幽霊が出るという噂を聞き、真魚と共に確かめに行く。
そこで出会ったのは、かつて姉と心中したはずの長男・新吾に良く似た男だった…。
また「最期の顔」では、湧太たちが、海辺の街で傷がすぐに治るという粉薬を飲む少年・七生と知り合う。
人魚の肉が招く不老不死にまつわる短編シリーズの第3集。
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