橘あきら17歳。<br />高校2年生。<br />ガーデンで過ごした大晦日から年が明け大雪の元旦。<br />部屋で一人黙々とペンを走らせる店長。<br />編み上げたマフラーを下げあきらは傘をさし、家を発つ。<br />「きっと、すぐやみますよ。<br />」あの出会いの日から季節はめぐり、二人が雨上がりの空に描くのは―――『恋は雨上がりのように』ついに完結――!