神様、運命の人がいるというのなら、意地悪せずに教えてください――。<br />小さい頃からずっと一緒だった匠兄が地元を離れると聞き、ようやく自分の気持ちに気づいた朱莉。<br />こんな気持ち気づかなければよかったの?――でもこの時、匠兄を想う私がいるように、私を想ってくれる人がそばいることを、気づかずにいたのです…。<br />禁断の恋物語、開幕!