しっぽの声
その「かわいい!」の裏には、地獄がある。
白道市立大学の動物保護サークル「アニマリンガル」は、殺処分ゼロを掲げて活動している。
彼らの志に共感する太一と、その活動には限界があると考える士狼。
真っ向対立したふたりが直面するのは、殺処分ゼロという‘理想’の裏に隠れた‘現実’――悪徳繁殖工場、医療ネグレクト、引き取り屋……声なき命たちがさらされる地獄に、士狼たちはどう対峙する!?[5時に夢中!][TOKYO MX][朝日新聞]など各メディアでも大反響!「ペットショップを無感情で通り過ぎることができなくなりました」「目を覆う内容ばかりですが、読まずにはいられない」「ハスキー、チワワが流行ったと思ったら、今度は秋田犬。
この作品が多くの人に知れ渡り、流行に翻弄されるペットの現実を知ってほしい」――など、共感の声、ぞくぞく!小さな命の現場、そのリアルを描く話題作、最新刊!
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