響、高校生活最後の1年が始まる。<br />デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。<br />驚異的な現役JKの存在に世間は振り回されるが、響本人は変わらず平穏な日常を送っていた。<br />そんな中、全国高校文芸コンクールで文部科学大臣賞を受賞したことで、響は世間の注目を集めてしまう。<br />しかし、響の奇策で執拗なマスコミ攻勢はひと段落。<br />そして高校生最後の年が始まった。<br />