光る宝珠と共に犬士は‘魔’に立ち向かう!運命に導かれし犬士達が覚醒する、大戦国絵巻―――薩摩・島津家の家臣・犬田家、その下男・小文吾は相撲が得意な気の優しい男。<br />自らの心に語りかけてきた不思議な犬を助けたのが元で、島津から追われ屋久島に流れ着き、島民に助けられる。<br />島民は実は隠れキリシタン、小文吾の他にも、西欧から流れ着いた‘宣教師’、そして琉球から逃れてきた王女をも匿っていた。<br />そんな穏やかな島民と、美しい島に、島津の追っ手が迫る…