「今まで味わったことない…こんな高揚感――」気の合う仲間、自分を見てくれる優しい男たち、夜に煌めく光の渦。<br />新宿・歌舞伎町で新たな世界の扉を開いた萌は美しく軽やかに、そして深く深く夜の街に染まっていった。<br />その優しさは誰のためかその犠牲は何のためかその愛は、本物か。<br />私が私でなくなる時、この街は最も輝きはじめる。<br />