「最果ての地」の手がかりを求め、競市が行われる浮島タマキノガマへと向かう一行。<br />珍品 稀物 奇貨 奇物。<br />世のお宝や珍品がこぞって並ぶその競市に、ある一冊の本が出品される。<br />その本の名は『ハライソの調書』―――。<br />かつて魔女の国から盗み出された幻の書物であった。<br />