新たなる送儀師、試される覚悟――。<br />葬儀の傷が癒えぬアルピは、立ち寄った食堂で送儀師を探す青年と出会う。<br />葬儀を引き受けたアルピだが、精霊は彼女の手では負えぬほどに呪いを撒き散らしていた。<br />八方塞がりで為す術のない彼女の前に、褐色の肌の送儀師が現れる――。<br />