夏服に着がえれば
スカートの裏地を触っていないと眠れなかった想(そう)ちゃん。
泣き虫で、小学校に入る前までおもらししてた想ちゃん。
その「想ちゃん」がモテてるなんて――笑える。
「わたしのいないところでひとりで大人にならないで」 胸の奥がムズつく思春期短編から青春を忘れてしまった大人たちを描いた短編まで、「Baby Jellyfish」「静電気14」「わたしの好きな実可子ちゃん」「ジンジャー・ハニー」そして表題作「夏服に着がえれば」を含む、元町夏央を味わいつくす5編を収録。
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