心十郎が求めていた本当に欲しかった体温。<br />エンバーマー山根(やまね)の抱いている夢と、エンバーマー間宮心十郎に提示された道。<br />列車衝突事故をきっかけに、心十郎の過去に触れたアズキの決意。<br /> 「エンバーマーになってわかった事。<br />人はこの36度の体温で 必ず誰かを救ってる」 死者をおくるプロフェッショナル・エンバーマーの物語、ついに完結!