ナイズ・グリューエン――彼は空間に干渉する神代魔法の使い手。<br />その才能で引き起こした悲劇により心を閉ざしていた…。<br />一方、新たな同志を探すため旅を始めたオスカーとミレディは‘砂漠の妖精’の噂を頼りに赤の砂漠へと訪れ――そして‘彼’と出逢う。<br />「自分は大罪人だ…」神代魔法――それは、強大すぎる力が故に大いなる希望も、大いなる絶望も生み出す。<br />‘最強’の意味を探し求める物語、第三幕。<br />