二度めの恋は渇かない(単話)
「ゲイだと打ち明けずに学生時代ルームシェアをしていた」相手、楢崎(ならざき)と再会した上に肉体関係を持ってしまった細田(ほそだ)は爆裂に後悔していた。
取引先で、しかも隣人。
『ドライな同居人』以上に最も慎重にならなくてはいけない相手に、よりによって――…そんな細田の気まずさはどこへやら、楢崎は気にするそぶりも見せず事後の体を労わり優しくしてくれる。
世話焼きで料理上手、そして男も抱ける、同居時代は知らなかった楢崎の一面を覗くたびに細田はどこかモヤモヤした思いに駆られてしまい…
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