キスは番にひざまずく(単話)
いっそ、その手を握り返してしまえたら――。
本能に抗って、レオと恋をしてみせる。
そう告げる伊織(いおり)の姿に、頑なに拒否し続けていたレオの心は揺れ始める。
今まで多くのαと体だけの関係を持ってきたレオ。
伊織の言葉を綺麗事だと思いながらも、彼の眩しいほどの真っ直ぐさを否定しきれず――。
施設の子どもたちと遊ぶ姿を見て、レオの頭は伊織のことでいっぱいになっていく。
体だけでなく、少しずつ心も惹かれあっていく二人。
そんな折、突然レオの体に異変が起き――…!?
更新中です。しばらくお待ちください。