両極性偏愛セックス (単話)
幼い頃からの友人、誠(まこと)と再会した根本(ねもと)。
互いの苦手な部分を補い、助け合ってきた誠の存在はとても居心地がよく、童心にかえり楽しく過ごしていた。
すると誠から「ここを離れて一緒に住まないか」と提案される。
寂しい想いをしているのではないかとずっと根本を心配していたのだと言う。
まさかの提案に心動かされる反面、浮かんできたのは入野(いりの)の顔で…「離れてしまえば楽になるかもしれない」頭の中は入野でいっぱいなのに自分の感情と向き合うことが恐くてたまらない。
考えがまとまらず、会社で誠と電話をしているとそれを入野に聞かれてしまい――!?
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