文久三年、春。<br />京都四条堀川で、新撰組の沖田総司が人を斬る瞬間を目撃してしまった横溝獏は、沖田の闇を切り裂くような凍てつく太刀筋に魅入られ、新選組の隊士へ志願する。<br />だが、赴いた屯営で待ち受けていたのは、土方歳三、山南敬助、藤堂平助、沖田総司ら、新選組の四天王と呼ばれる面々との壮絶な立合いであった……。<br />しかし、そこに突如現れた芹沢鴨は、局中法度に背いた隊士を斬らせることを提案。<br />局長である近藤はその案を受け入れ、刀を渡された横溝は…！？
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