北の少年
九州・博多にある叔母の家で暮らす少年・ゆずるは、叔母からその存在を疎まれていた。
そんなある日、北海道の網走にいるという父に会いに行く決心をしたゆずるは、わずかな金を握りしめ、貨物列車へと忍び込む。
しかし、大阪まで来たところで無賃乗車がばれ、降ろされてしまった。
だが、そこに居合わせた源さんという中年の男はゆずるを庇い、自分が運転する夜行便のトラックで東京まで送ってくれるという。
父は網走で社長をしていると思い込むゆずるは、そうして少しずつ北海道へと近づいて行くが…!?
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