何もない闇の中を走り続けた…。<br />結婚式当日に愛しい紀之が事故に遭い帰らぬ人に。<br />彼のことは忘れろ、彼はもういない、みんなそう言うけれど紀之はここにいるのに。<br />たとえ闇の中だとしても、私達の邪魔はさせない。<br />人の心の奥底を刺激するミステリーサスペンス短編集。<br />同時収録/遊びの時間、最後の言い訳、さむけ